ステンレスの包丁|包丁の種類とお手入れ方法

ステンレスの包丁|包丁の種類とお手入れ方法

ステンレスの包丁|包丁の種類とお手入れ方法

包丁の材質のうちステンレスは、ご家庭の主婦の間で絶大な人気があります。ステンレスは鉄を主成分としていますが、錆びにくい金属クロムが最低10%以上含まれています。表面にできる酸化クロム皮膜が金属の酸化を防いで錆びにくいのです。洋包丁の大部分はステンレス製で両刃が多いのも特徴です。

 

ステンレス製の包丁のメリットはなんといっても錆びにくいことです。また弾力もあるので、刃が欠けにくい点も長所です。金属臭が付くにくく、切る食材がおいしく食べられます。

 

 

しかしその反面、研ぎ方が難しかったり、切れ味も鋼の包丁に比べてあまりよくありません。

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ステンレス包丁のお手入れ

ステンレスの包丁は鋼に比べて研ぎにくいといわれています。砥石と刃の角度を15度に保って、刃先、真ん中、刃元に分けて根気よく30分程度研いでください。砥石自体も削る力が強いセラミック砥石が適しています。

 

最近のステンレス製で注目されているのがモリブデン鋼で、手術用のメスとして使われていたモリブデン・バナジウム硬質鋼を使用しています。これは切れ味が良く比較的研ぎやすい包丁です。

 

オールステンレス包丁は、包丁の柄の部分も含めてすべてがステンレスでできています。そのため通常の包丁のように木でできた柄の部分が腐って包丁が壊れてしまうこともありません。一般のテンレス包丁同様、研ぎにくいということはありますがそれ以外はお手入れが楽ですし、木の部分がないということで菌の繁殖も抑えることができます。

 

ステンレスの包丁は錆びにくいといわれていますが、炭素を含んでいるので、水気をつけたまま包丁を放置すれば、錆が出ます。包丁使用後よく水洗いして塩分、酸性成分を取り除き、乾いた布巾で拭いて包丁の柄を上に向け立てて保管しましょう。

現代人とステンレス包丁

洋包丁といえばステンレスです。最近は日本人の食生活も欧米化して、肉料理が多くなってきました。魚はお店で三枚に下ろしたものや干物、切り身になったものを買うのが普通になりました。魚をおろしたり、野菜の飾り切り煮は確かに和包丁が手放せません。しかし、忙しい家庭の主婦にとっては、手入れの簡単なステンレス包丁はやはり魅力的です。

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